普段からよく料理をする人なら首を縦に振る案件だと思いますが、これから初めて料理を作ろうと言う人や、肉野菜炒めを普段あまり作らない人は普通にレシピに記載している事を信じてしまうかも知れません。
炒め中の水分は野菜から?それともお肉から?
実際に作ってみると分かるのですが、野菜の多くは加熱すると水分が出やすくなってしまうので、肉と一緒に炒めていると結構多くの汁が出ているのを目にして、これは野菜から出たのだろうと思ってしまう事が多いのですが、野菜と肉を別々に炒めてから最後に合わせる調理法にすると、肉の方が圧倒的に出てくる水分が多い事に気付けるのです。
確かに、野菜の方も炒める前に油をかけて水分が出て来るのを防止する下ごしらえをしておかなかったら、炒めて行く過程で水分が結構出てビシャビシャになってしまう野菜は結構多いと思います。
まだ生の過熱していない時に炒め油を野菜の表面に絡めておくと加熱しても水分が出にくくなるので、野菜炒めの水分が気になると言う人は是非やってみてください。
良い調理法を覚えることがポイント!
中華料理で回鍋肉という料理がありますが、回鍋肉はその名の通り鍋(フライパン)を回す(炒めるモノによって交換する)調理法で作る料理です。
肉と野菜を別々のフライパン(肉を先に炒めて別の皿に取り出し、その後に野菜を炒める)で調理するので、それぞれの食材から出る水分の事をあまり気にしなくて良い調理法です。
先に肉を焼いておくと気付くのですが、とにかく肉からは肉汁が出て来るので、野菜よりもかなり気になるのです。
このしるをそのままにして野菜炒めを作ると、汁の多さでシャキっとした野菜炒めにはなれないのです。
べちゃ~っとした、炒めると言うよりも水分で煮ているようにも感じられる料理になってしまう事が多いでしょう。
回鍋肉の様に、普段から肉と野菜を別々に加熱する方法で野菜炒めも作って行けば、べちゃ~っとして失敗した野菜炒めにはならないと思うので、今まで失敗した野菜炒めになっていたと言う人は、野菜と肉を別々に加熱して、最後に味付けする時だけ一緒に炒める方法で作ってみてください。
失敗した分、うまくなる!めげずにトライ!
料理のレシピは、料理の本を見たり調理法をたくさん載せている料理サイトに行って見て、参考にして作る人が多いと思いますが、特に料理の本に載っている事が本当にそうだとは限らない事が多いので、実際に色々と試してみて欲しいですね。
本に載っている重宝なら安心だと思いたくなりますが、料理本の作者の人の調理環境と実際に作る人の調理環境の違いは考慮されていないので、料理の本の通りにやっても失敗する事はあると思うと、失敗しても気が楽になると思います。