賃貸マンションに住んでいて、壁が黒く汚れてしまっていることはないでしょうか。
その汚れ、カビかもしれません。
カビって壁紙にかかわらず簡単には落ちてくれませんよね。
でも、賃貸マンションで壁紙を汚してしまったら、退去時に高額な費用がかかってしまうかも?と不安になります。
消毒用エタノールと重曹ペーストを使えば、壁紙の表面のカビ退治ができます。
まずは自分でカビ対策をしてみましょう。
マンションの壁は一度カビが生えたらもう元には戻らない!?壁紙を張り替えずに綺麗にするには?
マンションの壁紙にカビが生えた原因は何でしょうか。
何とかするためにも、まずは原因をつきとめましょう。
カビが生える一番の原因は湿気です。
雨漏れがあったり、漏水があったりすると当然、湿気てしまいます。
日常生活の中でも部屋の換気をしていなかったり、洗濯物をいつも部屋干ししたりしていませんか?
またはずっと加湿器を使っていたりすると部屋の湿度が高くなります。
こういった状況でカビが生えてしまった場合、カビは表面だけではなく、
内部まで菌が入り込んでしまっている可能性があります。
その場合、表面をいくら綺麗にしても、時間が経つとまた表面に生えてきてしまい、元には戻りません。
その時は、自分では対処しきれませんから、一度管理会社や大家さんに相談してみることをお勧めします。
ですが、表面にカビが生えただけだった場合には、自分で綺麗にできる可能性もあります。諦めずに対策をしてみましょう。
なんとかしたいあなたの為に!試してみるべきマンションの壁紙のカビ取り対策
賃貸マンションの場合、市販のカビ除去剤を使うと壁紙が変色したり脱色したりする可能性があります。
その為、今回は市販のカビ除去剤使わない、マンションの壁紙のカビ取り対策を紹介したいと思います。
材料は消毒用エタノール、綺麗なふきん、メラミンスポンジ、重曹ペースト(重曹:酸素系漂白剤:水またはぬるま湯を1:1:0.5で溶いたもの)です。
手順は次の3つ。
1.消毒用エタノールを綺麗なふきんにつけてカビに塗り付けて拭き取ります。 (カビの殺菌)
取りきれないカビがあった時はメラミンスポンジでこすり落とします。
2.重曹ペーストを塗り、ラップをかけて1~3時間位置いておきます。
時間が経ったらラップをはがし、重曹ペーストをよく拭き取ります。
(汚れの分解)
3.乾拭き
(湿気を取り、乾燥)
これで壁紙の表面のカビ退治は完了です。
今後、カビが生えないようにするために防カビスプレーを吹き付けておくとさらに効果的でしょう。
また、湿気対策に一番効果的なのは換気です。窓を開けて空気を入れ替えましょう。
まとめ
賃貸マンションの壁紙にカビが生えてしまうと、本当に困りますね。
消毒用エタノールや重曹、酸素系漂白剤を使って、しっかりとカビ退治をしましょう。
材料はどれもドラッグストアなどで安価に売られていて、簡単に手に入ります。
重曹ペーストはカビ対策だけではなく、いろいろな汚れ落としにもつかえますから、ぜひ作ってみてください。
そして綺麗になったら、次はカビが生えてこないように、防カビスプレーを使ったり、こまめに換気を行ったりしましょう。汚れはカビの餌になりますから、普段から清潔にしておくことも大切です。
また、せっかく表面のカビを綺麗にしてもまたすぐに生えてきてしまうような時は自分で対処することは諦めて、管理会社や大家さんに報告しましょう。
放っておくとカビがどんどん増えてしまい、結果としてもっと高額になってしまうことも考えられるからです。
部屋を綺麗に使っていれば万が一カビが生えてきてしまっても、すぐに気づくことができるでしょう。早い段階で対策をすれば、カビが内部まで入り込むことを防げる可能性は大きいです。カビ被害を最小限にするために、換気と掃除はこまめに行いましょう。