子供の頃に、ほぼ一二を争う確率で嫌われやすい野菜ではピーマンが挙げられるかも知れません。
その次にニンジンが来るのですが、ニンジンはその後美味しい野菜ジュースになっているバージョンと出会う事により、嫌われ度が急激に下がって行くと言う有利な展開が待ち受けていたりするのです。
ところが、ピーマンにはそんな展開は一切無く、ただ調理されたされ方が悪いファーストインプレッションが最悪の苦い味わい状態のピーマンが、しばらくの間ずっと嫌われ者で居続ける事になるのです。
ピーマンは、食べると苦いから嫌いと言われて、食べられる機会を失っていくのです。
ところが、ピーマンはちゃんと美味しく調理されれば圧倒的に美味しい無限ピーマンに慣れる事が近年分かってからと言うモノ、それ以前よりもかなり多く消費される様になったとかならないとか言う話があります。
ピーマンをおいしくたべるポイントとは!?
無限ピーマンと言う名では無かったかもしれませんが、ただ、たくさん作っても一瞬で無くなってしまう程に美味しくなるそうなので、気になった方は是非作ってみて欲しいですね。
その無限ピーマン(仮)は、ピーマンを細切りにしたらごま油でしんなりするまでじっくり炒めるそうです。
味付けは、塩コショウとか割とお好みで、とにかく箸でつまんだ時にシナ~っと倒れる様になるまで炒める事が重要です。
完全に全体的にしんなりしたら火を止めて、お好みの味を付けてください。
これで無限?ピーマンが完成です。
ピーマンは、生で食べると確かに苦くて、生焼き状態の張りが残っているピーマンを食べたら、確かに口に嫌な苦みが残ります。
子供の頃にピーマンが嫌いになってしまった人の大半が、多分この生焼け状態のピーマンを食べてしまった可能性が高いと考えられるでしょう。
子供の時に、無限に食べられる美味しくて甘いピーマンを食べていれば、多分殆どの子供がピーマンを嫌いにならずに成長していけたと思います。
ピーマンは、炒める前は張りがあるのでたくさん切ってフライパンに入れるとかなりの量だと感じやすいですが、しんなりしてしまうと嵩が減ってかなり少なくなってしまうので、たくさん無限ピーマンが食べたい人は、たくさんピーマンを買って来て作ってみてください。
因みに最近、普通の小さいピーマンの他に肉厚ピーマンと言うタイプも存在しているので、肉厚のピーマンを調理してみるのもお勧めです。
ピーマンを好きになろう!
本当にしっかりと加熱してしんなり状態になったピーマンは、あの嫌みな感じの苦みが消えて甘くてトロっとした状態になるので、今正にまだピーマンが嫌いだよ!と言う人は絶対食べて欲しいと思います。